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2021.08.06
お知らせ
”分譲マンションの排水管 劣化にご注意”
分譲マンションの大規模修繕工事につきましては、概ね15年経過頃に行うことは良く知られているところです。
ところが、排水管などの改修工事に関しては、見落とされ勝ちのようです。それは、年に1度程度の高圧洗浄などを
行なっていることで安心している面もあるようです。
2回目の大規模修繕工事を終えたマンションの場合、築後30年以上経過していると全てではありませんが、マンションの
条件によっては排水管の劣化が激しく「鉄部の錆による穴あき」「破断」「管の詰まり」「ジョイントの外れ」など
様々な支障が生じている場合があります。それらの症状はPS内部や1階床下・地中と隠れた場所で進行しています。
極限になっての症状は「1階トイレや台所」の排水管詰まりや逆流による吹き出しとなって現れます。
管理組合さんには、築後年数を考慮して排水管の調査や改修の検討(長期修繕計画に含まれているか)をお勧めします。